OSCAR


香港には、OSCARという妊婦さん向けの検査があります。One Stop Clinic for the Assessment of Riskの略だそうで、妊娠11~15週目の妊婦さんが受診するダウン症候群検査です。


日本でも高齢出産の人は受診が可能みたいですが、まだまだ受診できる病院が少ないため、ほとんど認知度はありません。ですから、私もドクターに「Oscar知らないの?」と言われてもさっぱりでした。欧米では一般的な検査のようです。


なお、注意したいのは、『ダウン症であるかどうかの検査』ではなく、『ダウン症であるリスクが高いかを判断する検査』ということです。ですから、結果としてもし検査の結果陽性だった場合、「あなたのお子さんはダウン症です」ということではなく「ダウン症であるリスクがあります」という結果となります。

私もかかりつけのドクターに言われて、予約しました。ドクターが病院を指定してくれます。電話予約で日時指定をして、12週目に検査してきました。






検査方法は、妊婦の血液検査と、エコー診察で胎児の後頭部に浮腫がないかを見ます。病院にはたくさんの妊婦がおり、4時半の予約だったところ、結局診察を受けられたのはその1時間後でした。


採血後、エコー検査で胎児の様子をみました。すでに5cmになっていて、指をしゃぶるしぐさまでしていて驚きました。なお、このドクターは英語で説明してくれました。




診察料金はHK$1,600(約16,000円)。

周りに妊婦がいないためわかりませんが、そもそもOscarは香港人妊婦全員が受けるかどうかわかりませんし、香港人にとってこの診察料金は高額すぎます。実際この病院で受信していた妊婦さんたちは、みなお金持ちそうでした。(持っている鞄が本物のブランド鞄)


公立病院では安く受信できるのかな?もしかしたらこの病院が高額なのかもしれません。


なお、支払時に受付の女性がファイルをくれました。何のファイルかと思ったら、検査の詳細とDVDが付いています。


エコー写真を焼いてくれたのかと思いきや、エコー検査時にモニターに映っていた子宮内の様子がそのままダビングされていて、映像としてDVDにされていました。

ですから、夫ともエコーでみた赤ちゃんの様子を動画で見ることができてよかったです。赤ちゃんが動いている様子や、指しゃぶりの様子まで見れて面白かった。


検査結果は2~3日後に電話で教えてくれます。私は「No Low risk」とのことでした。



この検査は妊娠中期にも受信することになるかもしれないので、そのときにまたレポートします。



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