実際ナニーを雇ってどう?


結論から先に言うと、「もうすっごい助かってる。すごくいい制度だ!」ですね。


ナニーさんがウチで働き始めて一週間が経過しました。香港は日本ほどネット通販が発達していないので、日用品や食品は買い出しにいかなければいけないのですが、ナニーさんが子どもをみてくれるおかげで毎日外出出来ています。


新生児のお世話の経験がある方なので、赤ちゃんをあやすのも沐浴も慣れたものです。ちょっと職場に行かなければいけなかった日も、一日安心して任せることが出来ました。


また、子どもの世話の合間に、家事もやってくれるので、毎日部屋やお風呂トイレ・洗面台がピカピカなので気持ちがよいです。


ナニーさんを雇うことに関しては、その善し悪しがあるようで、ネット上にもナニーさんを雇って痛い目にあったという記事も見かけます。が、個人的には今のところ何も不満はありません。むしろ素敵なナニーさんに出会えたのかも?


日本人はお手伝いさんやベビーシッターを雇うことに慣れていないし、まして自宅に外国人がいる環境も馴染まないので、最初は私も落ち着きませんでした。ウチのアパートは2ベッドルームで小さい部屋なので、基本リビングで私と子どもとナニーの3人で過ごすことになります。なので、やっぱりちょっとそわそわしてしまいます。


でもこれも休暇をいただいている今月まで。来月からはナニーさんが出勤してきたらバトンタッチで会社へ行き、夜は帰宅したら沐浴を手伝ってもらい、またバトンタッチでナニーさんに帰宅してもらう毎日になります。



ナニーさん雇用に関して、具体的な事柄をメモしておきます。



■給与はいくら?どうやって払うの?

ナニーさんの最低賃金がHK$3920なので、この金額を毎月の給与として契約しました。
私の場合、給与+夕食代+寮費(家までの交通費込み)の3つの費用を合算し、毎月小切手で支払うようにしました。ナニーさんが香港に銀行口座を持っていれば、小切手の方が楽だと思います。パートタイムナニーさんを雇う場合には、寮費はナニーの申告ではなく、できればエージェントから教えてもらった方がいいと思います。

■食事はどうしてるの?

ナニーさんの食事は、自分たちの食事をシェアするか、お金を渡して自分で食べてもらうか、混合か。3つの方法があります。新生児がいる我が家は、ナニーさんに外食してもらうのは難しいので、混合タイプにしました。
ランチは、ウチの冷蔵庫の中のものを食べてもらい、夕食はお金を渡して食べてもらうようにしています。
ランチの食材のシェアも、しっかり最初にルールを決めると楽です。ウチは冷蔵庫・冷凍庫にナニーさん用スペースを確保し、ここに冷凍ご飯や冷凍食材、卵やソーセージなどの食材を補充するので好きに調理して食べてね、としました。

■お金の管理は?

給与だけでなく、テンポラリーに支払ったお金の記録を残すようにしています。いつ・何のために・いくら支払ったかを明記し、私とナニーさん両者のサインを書いています。
買い物をお願いする場合、お金を渡して領収書も一緒に持って来てもらえば管理できます。


香港政府のウェブサイトにも情報が記載されているので、最新情報を知りたい場合はこちらのオフィシャル情報をチェックしてください。

ナニーさんを雇うのは、お見合いと一緒です。雇用してみないとどんな人か実際わかりません。ウチに来てくれたナニーさんは、ヘルパーとしての立場をわきまえていて、積極的に仕事を見つけて働いてくれます。ちょっとまだフィリピン英語に慣れませんが、二人三脚で育児を手伝ってもらえればと思います。


こんないい制度があるなら、香港ママは仕事復帰しやすいと感じました。むしろ日本に帰国しなければならないとしたら、ベビーシッターは雇えないので仕事をセーブせざるを得ません。これは当分日本には帰りたくないかも…と感じてしまいました。香港で働くママになること、今のところオススメです。




コメント

  1. ナニーとうまくいってそうで、よかった!
    深セン引っ越してきてから、ナニー雇えないから働きづらいな~と思っていたら、
    こちらはナニーよりもアイさんとよばれる中国人家政婦がものすごく浸透していました。

    しかも中国人だから、みんな家があるし、時給制なので必要なときだけ頼めるのです。
    日本人が雇ってるアイさんは時給18~20元で、専業主婦の方も週一だけ掃除に来てもらってるとか、
    平日午後だけきてもらってるとか、雇ってる人も多くてびっくり。

    これで深センでも安心して働ける術を見つけました。
    年明けからの仕事復帰、頑張ってね!

    年末年始は旦那さん来てるのかな?

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    1. Yukariさん
      そうなの。今のところとっても助かっていて、人柄も問題無し。控えめで、ナニーとしての立場をわきまえているいい人を見つけることができたよ〜。
      中国も家政婦さんがいてよかったね!しかも中国語で会話するんだろうし、語学も上達して一石二鳥じゃない?子どもがいなくても、家事だけパートタイムで頼めば良かったと思うくらい楽だから、お勧めです。
      昨日の夜旦那は香港に到着して、一週間くらい家族三人で過ごすよ。彼は乳児のいる生活にさっそくちょっとお疲れ気味です(笑
      まったく年末感がないのだけど、どうぞよいお年を〜!

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