香港の粉ミルク
少し前から、中国人による香港の粉ミルク買い占め問題が話題になっています。先日もこんなニュースが。
粉ミルク密輸 ヘロイン以上 香港から中国本土 逮捕者すでに879人
香港で乳飲み子を育てている私としても他人事ではなく、日本の両親から心配されています。実際近所のWatsonsでいつも使っている粉ミルクの在庫がない時期があって、「もしやこれも中国人買い占めの影響?」と思ったことがあります。
何でも、中国国内で汚染された粉ミルクによって乳児が数名死亡した事件があったそうで、中国人が安全な粉ミルクを求めて国境を越えて香港まで買いに来ているのです。当然、転売目的も多く、買い占めも多発。香港で粉ミルク不足が社会問題になっています。よって、3月から来港した中国人は一人二缶までに制限をしたようなのですが、そうすると密輸という形でかいくぐっていくわけで、イタチごっこですな…。
特に昨年はドラゴンイヤーということもあり、中国・香港でもたくさんの赤ちゃんが産まれたわけで、ただでさえ粉ミルク需要が高まっている年でもあります。うちの子もここにドンピシャで当てはまっているので当事者になります。
日本から助太刀にきてくれた両親が日本の粉ミルクを持って来てくれたりもしましたが、ミルク育児の場合は1ヶ月に1.5本も使うので、基本的に香港の粉ミルクを買う必要があります。
ムスメが飲んでいるのはこの粉ミルク。
Wyeth 金裝愛兒樂
他の香港粉ミルクは1種類しか試していませんが、それと比較すると粉が溶けやすいです。また、日本の粉ミルクと比べると、付属スプーンが大きくて60ml分なので、180ml作りたい今は3杯だけ注げばいいのが楽です。日本の粉ミルクは付属スプーンが小さくて(20ml分)、180mlの場合9杯も注ぐ必要があるのでちょびっと大変です。その分、スプーンからボトルへこぼさず入れやすいというメリットもあるんですけどね。また、日本の粉ミルク缶のいいところはすり切りがあるのはいいですね。そういう意味では日本製は細かい気配りが行き届いているなあ…。
このミルクはWatsonsやManningsで買えるので買いやすいですし、価格はHK$300くらいです。差し入れの日本の粉ミルクがあったとはいえ、今まで最低でも7缶くらいは消費しているはず。もうすぐ6ヶ月目なので、あと1ヶ月くらいで次の月齢のミルクデビューの予定です。
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