『家庭経営』を考える


もうすぐ臨月というところで、妊婦の辛さがわかってきました。腰痛・股関節痛・子宮の張りが毎日です。動くのが億劫になりますが、ある程度動いた方が安産のためと思い、通勤帰宅はタクシーではなく電車を使っています。これがあと一ヶ月続くのかと思うとしんどいな…(というかもっとお腹大きくなって辛いのか?)。


さて、仕事の引き継ぎも考えつつ、子供が生まれた後のお金のやりくりや、ナニーや両親を含めたヘルパーさんたちの活用を考えていて、ふと「これってキャッシュフロー考えたり、人材マネジメント考えるのに似てるなぁ・・・」と思っていて、以前読んだブログ記事を思い出しました。


以前の職場で上司が知り合いだったmichikaifuさんのブログ『Tech Mom from Silicon Valley』の記事。


主婦が欲しいのは、「メイド」じゃなくて「執事」(または「秘書」)

父の日雑感 - マネージメントとしてのお父さん、お母さん



なるほど!!という目から鱗の感覚がありました。
これはぜひ日本のお母さんだけではなく、日本のお父さんも読みましょう(笑)


たとえば、最近日本で話題になった『イジメ』という単語も、『恐喝』『殺人未遂』などの言葉にしたほうがいいというような議論がありましたが、それと同じで『家事』『育児』という言葉も『家庭経営』にすべきだというご指摘。『家事・育児』だとお母さんの家庭的役目というほわんとしたイメージになりますが、『家庭経営』となると父母両方で協力して家庭を運営していくビシッとしたイメージになるから面白いです。

ビジネスの場合は最終的な目的は『利益』ですが、家庭経営の場合だと『家族の幸せ(ある程度お金があり家族がちゃんと食べていけて楽しく健康に過ごすこと)』になるのかな。


ベビーシッターとしてナニーを雇ったりすると、経営感覚を実感できます。だって、お給料は自分で支払うんですもの。お給料分ちゃんと働いてもらったのか、業務日報を書いてもらわないといけないし、小口現金を渡して買い物をしてもらわなければいけないから現金の管理も必要。

そういう意味では、ある程度社会人経験もあり、小さな会社で部下を持ちながら仕事してきた今の年齢で妊娠してよかったかも?と思います。基本大雑把でどんぶり勘定なマネー感覚の私ですが、誰かを採用したり、今後20年食べさせていかなくてはいけない赤ちゃんがいるとやっぱり身が引き締まります。


我が家のCFOは旦那さんかな。香港で子育てや保険料で必要な費用を計算してキャッシュフロー表をエクセルで作ってくれたのは旦那さん。CFOは旦那さんで私はCOOというところかな。



コメント

  1. こんにちは。

    先日は、コメントのお返事をありがとうございました!
    日本だと、8ヶ月目からは産休に入るようなので、臨月でもお仕事をされているenoyukiさんや香港で働く女性はたくましいなと思うとともに、できる限り全うする責任感って素晴らしいなとつくづく思います。
    特に香港はナニーの手を借りることができるので、おっしゃるとおり欲張ってみるのは有りですよね。^^
    目下の悩みは、同年代の専業主婦の友達たちと意見が合わなくなってきたことです。笑

    香港は道の舗装が雑なので、足元には十分気をつけてくださいね。

    M.K.


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    1. M.K.さん、コメントありがとうございます。
      うちの場合は人数が少ない会社なもので、一人抜けると穴が大きくて…という理由で出来る限り働いているのですが、他のスタッフに引き継げるように仕事を分散化しておくのも重要ですよね。
      私も、専業主婦の友人とは価値観が違ってきているので聞き役に回っています(笑
      またぜひコメントくださいませ!

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