無事出産しました


2012年11月10日(土)14時25分、無事2240gの女児を出産しました!予想通り低体重児でしたが、産まれた瞬間に産声を聞けたので安心しました。

出産自体の簡単な感想は、「死ぬ程痛かった」です(笑)

海外は無痛分娩が多いと聞きますが、日本のお母さんはこの痛みを皆経験していると思うと尊敬のまなざしです。今まで苦労したことなんて粒程小さく思えます。

でも、その苦労が今可愛い娘のために吹き飛ぼうとしています。それほど娘は可愛いし、人間辛く痛い記憶は消えるようになっていると思います。ですので、一応このブログは香港ノウハウも兼ねているので、今後香港で出産される方のために、何遍かに分けてなるべく記録を残しておこうと思います。今回はひとまず出産のご報告と香港公立病院でのお産について記したいと思います。


■出産病院
Queen Elizabeth Hospital
(Government hospital)

■産科病棟について
お産を待つ妊婦用・出産後の産経婦用で部屋が別れています。基本は大部屋。私が分娩室に行く前に待機していた妊婦用病室はたしか6人部屋で、出産後は4人部屋でした。どちらもカーテンで仕切って個室にできます。

■分娩室について
私が通されたのは2名用分娩室。左右対称にベッドが2つ置かれ、その間に白いカーテンの仕切りがあり、お互い見えません。私の場合は先に別の妊婦が陣痛と闘っており無事出産されていました。

明るい綺麗な部屋で、医療設備も十分だと思います。私は誘発陣痛のための点滴の他に、血圧か心拍数・陣痛速度を測る機械などが設置されていました。この陣痛計測、本当に痛いときにググッと山になるので時間を計るいい目安になります。あと、ベッドには笑気ガスのマスクが置いてあって痛みを感じたら付けるように指示されます。部屋にはなぜかテレビもあり、陣痛を紛らわすためなのか料理番組を流してくれました。

分娩チームは基本助産師メインです。どなたが医師なのかわかりにくかったのですが、医師らしき人は子宮口の開き具合を診るために内診する程度だったような…?赤ちゃんの取り上げなどは助産師さんがやってくれていたと思います。

助産師さんたちは、キビキビしていて妊婦に優しい言葉をかけることはありません。英語での会話でしたが、基本指示されているような感じでした。やっぱり分からない単語や言葉が多いので、いきみ方やどのように陣痛と付き合うかは自分で確認をしておいた方がいいと思います。

■無痛分娩について

結局無痛分娩はしませんでした。正常体重の赤ちゃんならできると思いますが、うちの子は小さかったのでリスクがあると言われ、通常分娩に腹を決めました。ですが、結果的には陣痛促進剤を打ち、陣痛を感じてから3時間半程度の安産でした。香港は薬が強力と言われますが、陣痛促進剤も強力なんでしょうか。日本では錠剤➡陣痛が来なければ点滴が一般的みたいですが、香港は即点滴です。


■病院から支給されるもの、手伝ってくれること
基本セルフサービスですが、以下のものは支給されます。
・食事3食+おやつ、ポットにお湯

朝。たっぷりのお粥。



昼。ご飯はやはりたっぷり。


・入院着(母子両方)>強制着用
・ボトルミルク(支給時間は決められている)
・出産直後の母子写真(新生児個別ベッドに貼られる)
・出産後初の尿(2回目からは自力でトイレへ)
・痛み止めの薬(欲しいか聞かれるので欲しい人だけ)
・退院するときに選別なのかお尻拭き1パックもらいました。

■出産直後
私の場合、出産したその日は母子同室にはならず、母乳をあげるときだけ赤ちゃんを預かりました。翌日からは母子同室で完全に1人で赤ちゃんの面倒を見なければなりません。オムツの替え方も見よう見まねです。自分のベッドの隣に赤ちゃんが小さいベッドごと置かれ、起きたり寝たりがしんどかったです。

■面会時間
午後5〜8時までです。みんな病院食には期待していないようで、差し入れを持ってきていました。

■入院期間
もちろん人によりますが、普通は2〜3日のようです。私は早く帰りたいと伝えて2泊だけでした。

■料金
2日間の入院でHK$250(2500円程度)でした。


こんなところでしょうか。次回は個人的な出産体験を綴りたいと思います。

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