子どもの予防接種について

娘は無事、昨日退院できました。抗生物質投与に5日間かかったので入院が伸びましたが、晴れて退院・自宅へ迎え入れることができました。それはそれは首を長くして待っていた私の両親も、もう目の中に入れても痛くないほどの可愛がりよう。特に母は生孫(なままご)との初対面でしたから、病院から自宅へのタクシーの中でも抱っこしっぱなしでした。

赤ちゃんが我が家にやってきた、ということで、それまで昼は外食していた食事も、基本は和食を中心に自宅でとるように。母の手料理で私も栄養をつけます。赤ちゃんの沐浴も父が入れてくれるし、私が昼寝する間はミルクや寝かしつけもしてくれるし、本当香港まで駆けつけてくれて本当〜に助かってます。両親が帰国した後が大変だな…とも思いますが。


さて、子どもが産まれたら健康に育つように、予防接種の申込みをしなければなりません。公立病院で出産した場合は、母子健康院のMaternal and Child Health Centres(MCHC)に予約を入れ、妊娠中同様無料で子どもの健康診断と予防接種を受けることが出来ます。

ただ、私は出産後は日本語の小児科クリニックで予防接種を受けることにしました。妊娠中にFHSで妊婦検診をしていたときに、分からない専門用語を英語で言われることがあり、少し不便を感じていたからです。今後は子どもの健康に関することなので、確実に状況把握をできる日本語のクリニックのほうが安心できます。

退院するときにQEHのナースに、MCHCではなく日本語対応のクリニックで今後は検診をしたいのですが、と伝えたところ、私たちにはわからないからMCHCに聞いて確認してくれと言われました。結局電話が繋がらずMCHCに確認する前に日本語クリニックに行ってしまいましたが…。

今日の10時半から予約を入れて行ったのは、ホンハムにあるKEN HEALTH CAREという日系クリニック。小児科もあります。この場所がわからなくて1時間も迷って遅刻してしまったのですが、スタッフさんは快く迎えてくれました。この日は、ちょうどこのクリニックの顧問をしている日本人の先生も来ているから少しみてもらっては?と言われていました。そして、そのとおり日本人の小児科医の先生がアドバイスをしてくれました。QEHで渡された子どもの診断書や引継の書いてある書類を渡し、香港人の先生も一緒に診てくれました。新生児は母親からもらった免疫があるのに、なぜQEHで抗生物質を投与したのか疑問に思っていたようです。

結論からすると、うちの子はもう健康優良児。先生曰く、顔をみればわかるとのことで、うちの子はきれいで健康的な赤ちゃんの顔をしていると言われました。まあ、健康になったから退院できたわけなのでわかってはいたのですが、安心しました。

その後、子どもの予防接種スケジュールについて説明をしてくれました。香港式と日本式では子どもの予防接種スケジュールや種類が違うようですが、このクリニックでは日本式の予防接種を施してくれます。



また、日本語英語表記の母子手帳もHK$50で購入できます。今後子どもが日本で生活するようになったときにいつか必要になるので、購入しておきました。(ちなみに私の弟は海外青年協力隊員ですが、海外派遣の際に母子手帳提示を求められたそうです)

今日は、医師からのアドバイスおよび診察・コンサルテーションということでHK$700(約7,000円)かかりました。今後予防接種1回につきHK$700かかるそうです。MCHCの無料に比べると超割高ですが、私は出産費用がほぼ無料でしたし日本からの出産一時金もあるので、子どもの医療費はこのくらいかかってもしょうがないかな、という感想です。数ヶ月に一度の出費ですしね。

なお、この病院は待合室などはなく、基本病院に入ったらそのまま診察室の個室へ通され、そこで診察・お会計などをして、他の患者に会うことなく病院を出ることができます。これは病院側の方針で、他の患者さんからウィルスを移されないように完全個室システムにしているそうです。このシステムもいいなあ、と思いました。


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