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家族が増えた、2012年

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クリスマスも年末感もまったく感じないまま、2012年を終わろうとしています。ここ数日香港が寒くなって来たので、年末感は少し出て来たかもしれません。 29日から旦那さんがシンガポールから来港し、親子三人水入らずの年末年始を過ごしています。娘は産まれて50日が経過し、順調に肥えてきております(笑) 子どもが産まれて水仕事が増えたせいか、指先の手荒れが酷く…。ちなみにこのCM、商品的にも立場的にもぐっときました。 今年は3月に妊娠が発覚して以来、妊婦として出産日前々日まで仕事を続けました。また、仕事も香港に来て一番の山場を迎えたので、公私ともにとても変化の激しい一年となりました。 出産の大仕事は今年無事終えて、これから長い育児が始まります。仕事も、来年はさらに大きなプロジェクトがいくつか動き出します。 つかの間の長期休暇を終えて、1月からは仕事に復帰します。香港駐在員ママとして、2013年もよろしくお願いします。

実際ナニーを雇ってどう?

結論から先に言うと、「もうすっごい助かってる。すごくいい制度だ!」ですね。 ナニーさんがウチで働き始めて一週間が経過しました。香港は日本ほどネット通販が発達していないので、日用品や食品は買い出しにいかなければいけないのですが、ナニーさんが子どもをみてくれるおかげで毎日外出出来ています。 新生児のお世話の経験がある方なので、赤ちゃんをあやすのも沐浴も慣れたものです。ちょっと職場に行かなければいけなかった日も、一日安心して任せることが出来ました。 また、子どもの世話の合間に、家事もやってくれるので、毎日部屋やお風呂トイレ・洗面台がピカピカなので気持ちがよいです。 ナニーさんを雇うことに関しては、その善し悪しがあるようで、ネット上にもナニーさんを雇って痛い目にあったという記事も見かけます。が、個人的には今のところ何も不満はありません。むしろ素敵なナニーさんに出会えたのかも? 日本人はお手伝いさんやベビーシッターを雇うことに慣れていないし、まして自宅に外国人がいる環境も馴染まないので、最初は私も落ち着きませんでした。ウチのアパートは2ベッドルームで小さい部屋なので、基本リビングで私と子どもとナニーの3人で過ごすことになります。なので、やっぱりちょっとそわそわしてしまいます。 でもこれも休暇をいただいている今月まで。来月からはナニーさんが出勤してきたらバトンタッチで会社へ行き、夜は帰宅したら沐浴を手伝ってもらい、またバトンタッチでナニーさんに帰宅してもらう毎日になります。 ナニーさん雇用に関して、具体的な事柄をメモしておきます。 ■給与はいくら?どうやって払うの? ナニーさんの最低賃金がHK$3920なので、この金額を毎月の給与として契約しました。 私の場合、給与+夕食代+寮費(家までの交通費込み)の3つの費用を合算し、毎月小切手で支払うようにしました。ナニーさんが香港に銀行口座を持っていれば、小切手の方が楽だと思います。パートタイムナニーさんを雇う場合には、寮費はナニーの申告ではなく、できればエージェントから教えてもらった方がいいと思います。 ■食事はどうしてるの? ナニーさんの食事は、自分たちの食事をシェアするか、お金を渡して自分で食べてもらうか、混合か。3つの方法があります。新生児がいる我が家は、ナニーさんに外食してもらう

子どもの一ヶ月検診にいってきた

11月20日に黄疸で入院していた娘が退院してちょうど一ヶ月。退院時に、次の一ヶ月乳児検診の予約を入れてもらっていたので、行ってきました。ナニーさんも同行してもらい、3人でお出かけです。 検診に必要な書類は、 1) 子どもの出生証明書 2) 両親の香港IDかパスポート 3) 子どもの滞在ビザ(出生証明書と一緒にビザとスタンプをもらっているはず) の3つでした。 久しぶりのQEH。日中外来の病棟の産婦人科にいきます。妊娠中の検診は無料でしたが、今回の乳児検診はHK$60かかりました。先に会計を済ませます。会計時、娘の会計後は検診の待合室へ。広い長い待合室。子どもが乳児から児童までたっくさんいます。その付き添いの両親や祖父母たち。すごく賑やかでちょっと圧倒されました。 まず、身長体重測定。娘は体重が産まれた時よりも1.4kgも増えていました。どうりで顔や手足が太くなっているわけです。 その後、名前を呼ばれてカウンターへ。ここは医者の診察を受けるための別の受付のようで、そこで2) と 3) の提示を求められます。子どもの滞在ビザをもってこいとは言われていなかったので持っていないことを伝えたら、「今回はドクターの診察を特別に受けられますが、次回からは必ず持って来てください。そうでないと診察は受けられませんよ」とたしなめられました。いや、何も聞いてなかったんですけど?と反論しようと思いましたが、こじれるのが面倒でぐっと我慢。 20分程度待って、お医者様の診察を受けました。といっても、ミルクはどのくらい飲むか、何か変わったことはないか、など娘の様子を伝え、身体測定の成長グラフを見せられて「成長曲線上は一番小さい子のラインですが、何も問題ない」とのこと。問題ないので、次回は半年後に来てくださいと言われました。非常にシンプルな診察でした。 乳児との外出、1人では大変だと思いました。ナニーさんが同行してくれると、娘を抱いてくれているので支払いや移動がとても楽です。 順調にすくすく育ってくれている娘。次の測定のとき、またどのくらい成長しているか楽しみです。

家庭を大事にする=主婦ではない

昨日、一ヶ月香港の我が家に滞在してくれた母が帰国し、今週から働き始めてくれたナニーさんも、日曜日の今日はお休み。というわけで、本日は退院後初の娘とのマンツーマン生活です。 早いもので、もうすぐ娘が退院後一緒に暮らすようになってから一ヶ月が経ちます。その間に体も大きくなり、ほくろが出来ていたり、表情が増えたりとすくすく成長しています。産む前に思っていたよりも、赤ちゃんってかわいいなと実感しています。自分の子だからもちろんですが、赤ちゃんって本当にかわいいんですねえ。 かわいい〜とキュンとするポイントは、 ・縦抱きをして私の胸に全体重を預けて頬をすり寄せてくるとき ・普通の顔から「ふえっ」と泣き顔になるとき ・寝ていたところ、突然両手足をビクッと伸ばして目を見開くとき ・顔をじっとみているとたまに寄り目をするとき ・まどろんでいて、ニヘッと目を細めて笑うとき ・沐浴でお湯に入るときに驚いて目を見開き、手足を硬直させて怯えているとき など、色々毎日キュンキュンしています。 さて、昨日こんなニュース記事を読みました。 「夫は働き、妻は家庭」20歳代男女で大幅増 記事を読んで「違うだろう!」とすぐに突っ込んでしまいました。20代を対象にしたアンケートなので、まだ結婚している人や家庭のことを具体的に考えていない人が多いからかもしれませんが、 「家庭を大事にする=主婦になる」ではない! と突っ込んでしまいました。 主婦になることも一つのアプローチだとは思いますが、家庭を大事にするということは家庭の平穏を守ること。家で家事育児をするだけが家庭を守るのではありません。しっかり妻・母親も働いて収入を得ること。たとえ旦那さんの仕事がなくなったとしても、一時的に妻が支えられれば家庭の平穏は保てる可能性が高いです。仕事のし過ぎにも限度がありますが、両親が働いている背中を見せることは決して悪いことではないと思います。しっかり働いてたっぷり子どもに愛情を注げば、経済的にも家族関係も円満にまわるのではないでしょうか。 ただ、先日日本でまた大きな地震があり、ふと考えたのですが、今香港とシンガポールで別居家族をしていますが、やはりなるべく早く一緒に家族みんなで住みたい。万が一の災害や事件事故があったときに、一緒に住んでいなかったことを激しく後悔すると思い

ナニー雇用開始

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昨日、差出人不明のお花が急に届いて、誰からの出産祝いだろう?と思っていたら旦那からの結婚記念日プレゼントでした。素で差出人名書くの忘れたのかと一瞬思いましたが、サプライズでやってくれたようです。とても気に入ったお花なのでブログでもアップしちゃいます。 さて、今週土曜日で一ヶ月滞在してくれた母が日本に帰国。代わりに本日からベビーシッターをやってくれるナニーさんが働き始めました。 数日前からエージェントから連絡があり、私が雇うナニーさんは、香港でのヘルパービザが取得できるまでマカオに滞在していたのですが、無事ビザがおりたため、今週月曜日に香港に入り、メディカルチェックを受けた後働けるとのことでした。また、マカオから香港に到着した日と、その翌日のメディカルチェックを受けた日の2日分、滞在費+食費でHK$85/日を払ってあげてほしいとのこと。 というわけで本日13日が雇用開始日。初日は顔合わせと家の説明をして、午後は母と買い物に出かけたので赤ちゃんを見てもらってました。夜に沐浴を手伝ってもらって、本日は終了。 明日からは、ひとまず12月は私が産休なので朝9時〜夜18時まで働いてもらい、来月仕事復帰後は朝8時〜夜8時の12時間働いてもらう予定です。ちなみに、香港には勤務時間制限が雇用条例にないらしく、ナニーさんも何時間働いてもらってもいいようです。確かに、住み込みで働くナニーさんは24時間態勢みたいなもんですからね…。 これで仕事復帰しやすくなります。よしよし!

産んだ後の方が大変

昨日、日本領事館で子どもの出生届を提出してきました。これで、晴れて娘も日本人です。娘の戸籍謄本は2ヶ月後くらいで出来るらしく、次はこの戸籍謄本を取り寄せて娘のパスポートを作らなければなりません。 さて、もうすぐ娘が産まれて1ヶ月。私の体としては出産後1ヶ月となりますが、実は妊娠中よりも産後のほうが体のトラブルが多くて少し困ってます。 ざっと産後の経過を連ねてみると… 産後4日目:39度の高熱がでる。風邪かと思ったら乳腺炎による発熱の模様。  ▼ 産後1週間目:会陰縫合の抜糸をしてもらおうとQEHに行ったらまだ抜糸出来る状態じゃないと言われ、さらに傷口にバイ菌がいるといわれ、坑生物質2種類を処方してもらう。  ▼ 産後3週間目:突然、顔を含め全身に気持ち悪いほど蕁麻疹がでる。もうQEHの英語診察はちょっと疲れたので、旅行者保険のきくクリニックで日本語の診察をしてもらう。どうやら上記で処方してもらった抗生物質が原因かも?とのこと。薬物アレルギーの疑いがあるということで、一週間後にもう一度診てもらう。  ▼ 産後27日目:以前から感じていた右股関節が痛む。おそらく骨盤の歪みによるもの。腰痛もあるので、これは整体にいったほうがいいかも…。今ココ。 というわけで、出産病院のQEH・娘の予防接種の小児科クリニック・アレルギー科のあるクリニックに加えて整体クリニックも通院することになりそうです。トホホ…。今月いっぱい育休もらっていてよかった。

香港の出生届出しました

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金曜日の夜から、旦那が出産以来3週間ぶりの来港。今日、可愛い娘に後ろ髪引かれながらシンガポールへ帰っていきました。出産のときは入院していたため面会時間も限られ、2日間滞在してくれたのにのべ3時間くらいしか病院で会えず、ぜんぜんゆっくり出来なかった家族の時間。今回はだいぶゆっくり新米親子を楽しみました。 旦那の来港目的の一つに、香港の出生届を出し出生証明書をもらうことがありました。旦那のパスポートが必要だからです。 以前のブログ で出生届のフローは書きましたが、今回は実際に登記へGO。 私たちは油麻地にある九龍の生死登記所へ。登記所の入口はちょっとわかりにくく、Temple streetサイドからまるで裏口のような入口から入り、すぐ右側の階段を上がって入室します。 一日の午前・午後で処理できる登記数が決まっているらしく、登記には ここから 予約が必要です。私たちは1日の朝9時に予約していたので、カウンターで必要書類である英文婚姻証明書(日本領事館で入手)・香港IDおよびパスポートを提出。これら書類のコピーを求められ、奥にあるコピーサービスコーナーで料金を支払いコピーを受け取り、再度カウンターで手続き。両親の情報を書く紙と何枚出生証明書が必要かを書く紙を渡されて記入し、一緒に提出。あとは待つのみ。 出生証明書に記載する内容に間違いがないかチェックをするためにまたカウンターに呼ばれます。問題がなければ、出生証明書を受け取り支払いを済ませて終了です。私は3枚申請し、HK$420もかかりました。高い…。 出生証明書はこんな豪華な封筒に入れて渡されます。 トータルで一時間半かかりました。とにかく、無事に出生証明書をゲット出来てよかったです。そういえば、出生証明書と一緒に、子どものパスポートに貼るビザに押すスタンプをもらいました。子どものパスポートを取得したらイミグレーションオフィスに行けとのことです。 さて、次は日本での出生届提出です。

産後二週間で仕事復帰は可能か?

娘は生後16日目を迎え、出産から丸2週間が過ぎてもう11月も終わろうとしています。 出産前、個人的にちょっと気になっていたのが、 Yahoo!CEOのマリッサ・メイヤー氏が出産後2週間で職場復帰したという記事 。 彼女はスーパーセレブなので、子育て家事をアウトソース出来るとはいえ、自分の産褥ケアだけはアウトソースできません。通常、出産から体力回復するためには4~6週間が必要と言われているので、2週間というのは「焦り過ぎ!」と言われてもおかしくないスピードなのです。(ちなみに、彼女の2週間だけのMaternity leaveは、「2週間で復帰されたら私も会社から2週間で復帰しろって言われちゃうわよ!」と他の産休ママたちの間で物議を醸しているらしいです。) 実際出産後2週間ってどんなもんだろ?そんなにすぐ仕事復帰できるものだろうか?と記事を読んで疑問に思っていました。今自分が産後二週間を経過した結論から言うと、 「座り仕事なら体力的には可能。だけど当然個人差あり」 ということです。 個人的な感想としては、出産の体力を使い果たして一番しんどいのは、産後3日目くらいまで。ちなみにこの3日間は母子同室で自分で子どもの面倒を見る前提です。なお、出産の傷口の回復や子宮の戻り具合(いわゆるオロ)は時間がかかります。私の場合、傷口の痛みは一週間経ったらだいぶ良くなり、オロも2週間で出血はほぼ止まりました。 今日、日本領事館にいくために産後初めて電車を使った遠出(自宅から香港駅までいくだけですが)をしましたが、早足歩きも可能で椅子に座るのもまったく問題ありません。これなら職場にも行けるなぁ、と感じました。でも、自分には分からない体内の異常もあるので、当然無理は禁物です。また、これは通常分娩の場合であって、帝王切開の場合は回復も異なると思います。 まあ、いくら体力的には復活してきたとはいえ、二週間で復帰というのはやめておいたほうがいいですね。せめて一ヶ月検診で母体チェックの際に、「もう大丈夫。通常通りの生活をして問題ありませんよ」と言われてからのほうがベストだと思います。 マリッサ氏の場合は37歳という高齢出産にも関わらず2週間で復帰というのが凄いと思います。しかも職場復帰と同時にgoogle副社長を引き抜いてきちゃった♥というオプション付き。凄いの一言しか

子どもの予防接種について

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娘は無事、昨日退院できました。抗生物質投与に5日間かかったので入院が伸びましたが、晴れて退院・自宅へ迎え入れることができました。それはそれは首を長くして待っていた私の両親も、もう目の中に入れても痛くないほどの可愛がりよう。特に母は生孫(なままご)との初対面でしたから、病院から自宅へのタクシーの中でも抱っこしっぱなしでした。 赤ちゃんが我が家にやってきた、ということで、それまで昼は外食していた食事も、基本は和食を中心に自宅でとるように。母の手料理で私も栄養をつけます。赤ちゃんの沐浴も父が入れてくれるし、私が昼寝する間はミルクや寝かしつけもしてくれるし、本当香港まで駆けつけてくれて本当〜に助かってます。両親が帰国した後が大変だな…とも思いますが。 さて、子どもが産まれたら健康に育つように、予防接種の申込みをしなければなりません。公立病院で出産した場合は、母子健康院のMaternal and Child Health Centres(MCHC)に予約を入れ、妊娠中同様無料で子どもの健康診断と予防接種を受けることが出来ます。 ただ、私は出産後は日本語の小児科クリニックで予防接種を受けることにしました。妊娠中にFHSで妊婦検診をしていたときに、分からない専門用語を英語で言われることがあり、少し不便を感じていたからです。今後は子どもの健康に関することなので、確実に状況把握をできる日本語のクリニックのほうが安心できます。 退院するときにQEHのナースに、MCHCではなく日本語対応のクリニックで今後は検診をしたいのですが、と伝えたところ、私たちにはわからないからMCHCに聞いて確認してくれと言われました。結局電話が繋がらずMCHCに確認する前に日本語クリニックに行ってしまいましたが…。 今日の10時半から予約を入れて行ったのは、ホンハムにある KEN HEALTH CARE という日系クリニック。小児科もあります。この場所がわからなくて1時間も迷って遅刻してしまったのですが、スタッフさんは快く迎えてくれました。この日は、ちょうどこのクリニックの顧問をしている日本人の先生も来ているから少しみてもらっては?と言われていました。そして、そのとおり日本人の小児科医の先生がアドバイスをしてくれました。QEHで渡された子どもの診断書や引継の書いてある書類を渡し、香港人の先

育児本:『育児の原理 - あたたかい心を育てる』

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毎日娘の顔を見に、そしてミルクをあげるために病院に通っています。 保育器に入っていて放線治療のためガーゼで顔を覆われている日は顔が見えませんが、最近保育器から出ていることが多く、バッチリ寝顔を見ることができます。この治療室は父母しか入れないため、私の両親(娘にとっての祖父母)は入室できず、父である旦那さんは香港にいないので、私しか娘と接することができません。そんなわけで、家族に見せるためにしっかりデジカメで動画や写真をおさめて共有しています。日に日に表情が変わる赤ちゃんをみるのは、本当に楽しいですね〜。最近判明したのは、ぱっちり二重っぽいということと、もう右腕にほくろが出来ていたということです。 さて、本日は書籍のご紹介です。 インターネットで育児に関するさまざまな情報を入手しやすくなったことが、香港で単身出産をする決意を固めたひとつの理由でもあります。ネットで検索をすればノウハウサイトやQ&Aなどで産褥期の体調や赤ちゃんのお世話方法に関する個々の問題を参照できます。ですが、育児における心構えを学ぶことには限界があります。 仕事においてHowto本と自己啓発本があるのと同じで、出産育児に関しても母性父性啓発の本があります。私が見つけて先週末に母に持ってきてもらったのが、この本です。 『 育児の原理 -あたたかい心を育てる 』 著:内藤寿七郎 ※書店では販売されていません。 赤い表紙が印象的なこの本は、新生児から思春期に至るまで、長年小児科医をされてきた内藤先生の育児哲学が詰め込まれています。 お母さんだけではなく、お父さんも是非読んでみてください。 子供は家庭の安定の中でこそ健やかに育つものなので、お父さんも積極的に育児を学んでお母さんと共同で育児をすべきですよ~。お父さんが育児を理解すればお母さんも安心でき、そのお母さんの安心が赤ちゃんに伝わるらしいです。 今、私は新生児あたりのパートを読んでいますが、主に母乳育児の大切さを説かれています。私も母乳のことを調べて、つくづく人間の体はよくできているなぁと思ったのが、出産を終えたばかりの母親の母乳は黄色っぽい母乳で、この中には赤ちゃんを病気から守る抗体が含まれているらしいです。だから、内藤先生は”一番最初に赤ちゃんの食道を通るものは母親の母乳であってほしい”と書かれ

香港での出生届申請について

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まだ縫ったところが痛いので、椅子座りにかかせないパートナー。 いつでも踏んでケロ 旦那さんに購入してもらったドーナツ座布団があったのですが、すぐに穴が開いて中身のビーズが出てきてしまったので、二代目です。(旦那くん、ごめんよ) さて、なぜこんなにブログを書く時間があるかというと、娘はまだ新生児黄疸で病院にいるからなんです。この新生児黄疸、産まれたばかりの赤ちゃんにはよくあることなので(私も産まれたばかりはそうだったらしい)、すぐに退院できますのでご心配なく。 私は自宅で療養しながら、毎日ネットで色々な情報をかき集めています。 今情報を集めているのは主に3つ。出生届の方法と、出産直後の母体についてと、新生児の予防診断・検診についてです。今日は出生届の方法について。 我が家は夫婦がシンガポールと香港で離れているので、諸々の申請スケジュールを鑑みて旦那さんに来港してもらわないといけません。また、申請書類も色々あるので複雑です。 基本的に このページ を参考にさせていただきながら、どんな順序でどんなステップを踏んでいけばよいのか整理しています。公立病院で出産した私の場合は最初はこんな感じの順序です。 病院からBirths, Deaths and Marriage Registration(香港生死登記所)に娘の出生通知が送られる(4日程度かかると言われたような気がしたので、一週間待ちました)   ▼ 政府の webサイト で登記所の予約を入れる。(14日後以降42日以内だそうです)  必要書類  ◇英文の婚姻証明書  ◇両親の香港ID(もしくはパスポート)   ▼ 旦那さんの来港を待って予約日に九龍の生死登記所へGO。 以下 こちらのとおり 。生死登記所でもらった出生証明書を持って、次は日本への出生届も提出し、最後に子どものパスポート申請となります。 ※常に最新の申請方法を要確認です! あと、今日もう一つ出産育児一時金・出産手当金の申請について本社から書類が来ました。あくまで駐在員で海外で産んでいるので、日本の妊婦さん同様、この保険がきくのはありがたいですね…。復帰後しっかりお仕事します。

日本と少し違う? 出産体験記

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今回は私の個人的な出産体験レポートです。ご興味のある方だけどうぞ! --- 11月10日(土)朝8時に入院準備をして病院に来るように指示されたので、父と共に15分前に病院へ到着。入院手続きをして産科へ移動。産科へは父は入れず、ご家族の方は夕方5〜8時の間に来てくださいと言われ、父は着いて早々に病院を後にしました。 旦那さんはこの日朝イチの便でシンガポールから香港に向かっていました。10時半に香港に着く便なので、お昼頃には父と合流できるでしょう。 すぐに体重測定・血圧測定・尿検査後、ベッド番号を指示されピンク色の入院着に着替えます。手書きのネームプレートが公立病院っぽい。 着替えてベッドに横になると、すぐに赤ちゃんの心音を測ります。30分ほど測っている間、隣のベッドの妊婦さんは陣痛が辛いらしく、「フー、フー」と息を吐いています。見ているこちらが辛い。早く彼女を分娩室に連れて行ってあげてほしい…。 心音検査後、出産にまつわる同意書にサインをしたり、分娩室の説明書を見せられます。 ピンク色の服に着替えたばかりですが、すぐに分娩室に移動して陣痛誘発剤を打つので、後ろ開きの紫色のガウンも上に着てくださいと指示されます。 一つ上のフロアに歩いて移動。分娩室に入りベッドに寝かされます。分娩室は2名用になっていて、すでに先にお産体制に入っている香港人妊婦さんがいました。NST(ノンストレステスト)と陣痛誘発剤の点滴開始。このとき10時50分。まだまだ痛くも痒くもないので余裕です。 助産師から設備の説明。痛みを感じてきたらこのマスクからガスを吸ってください、と言われ、ベッドの枕に置かれた笑気ガスマスクを説明されました。NSTで胎児の心音と子宮収縮を測っており、子宮の収縮=子宮の張り=陣痛の頻度や長さを測ることができます。 そのあと、内診かと思いきや「少し痛いですよ」といわれ、何をするのかと頭を上げて下半身を見ると、鉗子のような道具を入れようとしているじゃないですか。「げ!」と思うと同時に鋭い痛みが。そしてすぐにジュワッと生暖かい液体が下腹部から流れ出したのが感じられました。おそらく強制的に破水させたのだと思います。結構痛い!心の準備をさせてほしいものです。 そこからしばらくすると、お腹の張りを頻繁に感じられるようになりました。しか

無事出産しました

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2012年11月10日(土)14時25分、無事2240gの女児を出産しました!予想通り低体重児でしたが、産まれた瞬間に産声を聞けたので安心しました。 出産自体の簡単な感想は、「死ぬ程痛かった」です(笑) 海外は無痛分娩が多いと聞きますが、日本のお母さんはこの痛みを皆経験していると思うと尊敬のまなざしです。今まで苦労したことなんて粒程小さく思えます。 でも、その苦労が今可愛い娘のために吹き飛ぼうとしています。それほど娘は可愛いし、人間辛く痛い記憶は消えるようになっていると思います。ですので、一応このブログは香港ノウハウも兼ねているので、今後香港で出産される方のために、何遍かに分けてなるべく記録を残しておこうと思います。今回はひとまず出産のご報告と香港公立病院でのお産について記したいと思います。 ■出産病院 Queen Elizabeth Hospital (Government hospital) ■産科病棟について お産を待つ妊婦用・出産後の産経婦用で部屋が別れています。基本は大部屋。私が分娩室に行く前に待機していた妊婦用病室はたしか6人部屋で、出産後は4人部屋でした。どちらもカーテンで仕切って個室にできます。 ■分娩室について 私が通されたのは2名用分娩室。左右対称にベッドが2つ置かれ、その間に白いカーテンの仕切りがあり、お互い見えません。私の場合は先に別の妊婦が陣痛と闘っており無事出産されていました。 明るい綺麗な部屋で、医療設備も十分だと思います。私は誘発陣痛のための点滴の他に、血圧か心拍数・陣痛速度を測る機械などが設置されていました。この陣痛計測、本当に痛いときにググッと山になるので時間を計るいい目安になります。あと、ベッドには笑気ガスのマスクが置いてあって痛みを感じたら付けるように指示されます。部屋にはなぜかテレビもあり、陣痛を紛らわすためなのか料理番組を流してくれました。 分娩チームは基本助産師メインです。どなたが医師なのかわかりにくかったのですが、医師らしき人は子宮口の開き具合を診るために内診する程度だったような…?赤ちゃんの取り上げなどは助産師さんがやってくれていたと思います。 助産師さんたちは、キビキビしていて妊婦に優しい言葉をかけることはありません。英語での会話でしたが、基本指示されているような感じ

入院前日 / 入院グッズ

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明日土曜日は朝8時に病院ということで、やるべきことは今日しか時間がありません。今夜遅くに父が来港し、今月ずっと私の家に滞在するので、掃除洗濯ゴミ捨てを済ませ、ティッシュやトイレットペーパーの補充チェック。ホテルのハウスキーパーみたいなことをしてました。 後一週間時間があれば、父とゆっくり香港観光が出来たり近隣の買い物スポットを案内できたのですが、ベビー用品店やスーパーマーケットの場所案内をしている時間さえないので諦めるしかありません。まあ、私の父は海外旅行慣れしているし好奇心旺盛で自分でフラフラ出かけて開拓するのが好きな人(私は父似)なので、自分でなんとかできるでしょう。 家事買い出しのあとは、もう一度入院グッズの再点検。香港は私立と公立病院で病院から提供されるものが異なるようです。公立病院で出産する私は、以下のものを準備しました。 ・病院の入院slip ・財布(現金は念のため数千ドル入れて) ・香港ID ・筆記用具(妊娠・出産英単語をメモ済み) ・スリッパ(退院時に捨てられるような古いモノや使い捨てがベスト) ・コップ ・ティッシュ 1箱 ・洗面用具 ・産褥ショーツ(香港で手に入られるのはメッシュ式の使い捨てショーツ)10枚 ・産褥用ナプキン 1パック ・ベビー用肌着 ・オムツ 20枚くらい ・お尻ふき 1パック ・フェイスタオル1枚 ・ガーゼ5枚 ・母乳パッド ・ノンカフェイン茶のティーバック ・防水マット(自分のベッドを汚さないために) ・靴下 ・デジカメ ・携帯充電器 ・退院時の服(自分・ベビー用) 多すぎ??他にも、公立病院の病院食は栄養が足らないのでカロリーメイトのような携帯食や同じ病室の赤ちゃんが夜泣いたとき用に耳栓があるといいという話をきいたことがありますが用意できませんでした。まあこれだけあれば大丈夫でしょう。 夜は日本にいる母とビデオskype。母は来週土曜日に香港に来ます。産まれた直後の赤ちゃんに会えなくて残念そうでしたが、母にはしっかり産後のお世話を12月中旬まで付き合ってもらいます。母曰く、父は私と弟の沐浴をしっかりしてくれた人らしいので、孫の沐浴もちゃんと出来ると思うとのこと。それはありがたい。 入院は明日ですが、まだ陣痛も無い中どんな手順で産むのか分かってい

十妊婦十色

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もう意味が無いとわかっていても、標準より小さいと言われるお腹の中の子どもに栄養がたくさんいくように、今日はいつもよりがっつり食べております。現実は自分の脂肪になるんだろうな…。 今日は毎月来港するタイ在住の役員と来年の事業の打ち合わせをして、産前仕事納めとなりました。この役員のおじさまからも激励としてお花を頂戴しました。ありがとうございます。早速お部屋に飾らせていただきました。 (左のワインは旦那の飲み残し。私じゃございません。) さて、体調のほうですが引き続きチビちゃんは元気に動いています。ですが、昨日の診察以降出血があります。ずっとではなく、たまに、です。これが所謂“おしるし”なのか、それとも昨日の内診による出血なのかわかりません。もし“おしるし”なのであれば出産が近いという事なのですが…。 妊娠して思った事は、妊娠は本当に個人差の大きい現象なのだ、ということです。 昨晩、7ヶ月目に突入した妊婦の友達とチャットをしていてわかったのは、私の7ヶ月目の頃と違う様子でした。彼女の7ヶ月目=私の9ヶ月目頃の様子でした。つわりの酷さ、体重増加ペース、妊娠線の出やすさ、お腹の出具合、体のむくみ度合いなど、本当に面白いほど十妊婦十色です。 今はインターネットで妊婦情報をたくさん調べる事ができるので、色々な妊婦事例に目を通しておく事をお勧めします。私が香港で単身出産しようと覚悟できたのも、インターネットで調べれば香港での出産のことや、自分と同じ病院で出産体験した日本人妊婦さんの記録などが調べられて安心できたことも大きいです。 妊娠体験を私のようにブログにしている妊婦さんは多く、なかには頻繁に停電するインドで現地出産する日本人妊婦さんのブログを読んで「上には上がいる…」と思えたこともあります。そういった情報のほんの一部としてこのブログがいつか香港で出産する妊婦さんの役に立てれば、こんな嬉しい事は無いと思います。 妊婦生活があとわずかになったのでちょっと振り返りをしてしまいました。早速香港で妊娠された方が私のブログをご覧になってコメントくださったので、嬉しい限りです。記憶が新鮮なうちに、私で役に立てる事があれば何でも訊いてくださいね。

誘発出産することになりました

急ですが、今週土曜日に赤ちゃんを産むことになりました! 今日は昼から、QEHにて数ヶ月ぶりの超音波検診があるので、午前中は在宅勤務にして病院に行ってきました。性別わかっちゃうかも?と、久しぶりに影で見る赤ちゃんの姿を楽しみに検診に向かいました。 今回向かうのは、いつも診察をしてもらっていた外来用の産婦人科ではなく別の棟にあるDay care centerです。先にaccount officeで清算をして(といってもHK$0。何のために清算するのか?)、産婦人科のフロアへ向かいます。このフロアに、Labour roomなどがあるので陣痛・分娩の際はここで産む事になるのでしょうか?? 一時間弱待って名前を呼ばれ、検査室へ。検診は男性の先生でした。ベッドに横になっている妊婦にも見える位置にモニターがあり、超音波で写る赤ちゃんが見えます。おお、一番最初エコーで視たときは1cmにも満たなかったチビちゃんが、もうこんなに大きくなっているとは…とちょっと感動です。先生が淡々と頭のサイズやら何やら、サイズを測ってます。5分ほど超音波で視て、先生が説明してくれました。 「あなたの赤ちゃんはやはりとても小さいようですね」と。そのあと何やら英語で説明されたのですが、分かったのはこの後すぐに別の医師に診察してもらうこと。予定では今日は超音波検診のみで、その結果を来週木曜日にいつもの外来検診で聞くはずだったのですが…。 すぐ隣の別の診察室にて、女性医師による内診を受けました。子宮は問題ないようです。先生は超音波検診の結果をみながら、「あなたの赤ちゃんは37週目にしては、体重・胴回り共に最低数値に満ちていないのでとても小さいようです。おそらく体重は2.3kg程度でしょう。子宮の中ではあまり育てられないようなので、予定日より早く産んでから人工的に育てた方がいいでしょう。明日もう一度病院に来て、明日か明後日にも産むことをお勧めします」というようなことを。 "deliver earlier"と言われてもすぐには理解できませんでした。予定より早く産む=赤ちゃんが大きすぎて出産が大変な場合というイメージもあり、赤ちゃんが小さい=大きくなるまで待つという考えだったので、まさか早く産むなんて。 まだ夫も両親も香港におらず、金曜日の夜に父が来港することになって

出産準備進んでます

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先週末にオムツケーキをいただき、今週はこんな可愛いベビークリームと保湿クリームをいただいてしまいました。しかも取引先から…(あと玄米茶も頂戴しました)。出産前からありがたいことです本当に。 仕事の事を書くと「出産に集中しろ」と突っ込まれそうなので、当分は妊婦ネタでブログを書いていこうと思います。 同じ年齢で出産予定日が5日違いの妊婦さんのブログを数ヶ月前から拝見していたのですが、なんと彼女が今日出産なさったそうで、ブログに報告していました。予定日より12日早いご出産です。やはり正期産に入るといつ産んでもおかしくないんですね…。自分もちょっとドキドキしてきました。 ■自分でもオムツ初購入 何がいいかわからんので、とりあえずパンパース!人生初オムツ購入。赤ちゃんはすぐサイズが変わると聞いているので買いだめ厳禁だそうです。それにしても、新生児用のオムツって小さくてかわいいんですね。 ■入院準備完了 上記オムツをいくつかバッグに詰めて、入院道具準備完了です。いざ陣痛が始まったらこれを担いでタクシーに乗って病院に覚悟です。 ■抱っこ紐をいただきました 香港ママの情報交換サイトで抱っこ紐譲りますというご連絡をいただいたので、いただきました。4wayで使えるこんな感じの抱っこ紐です。首が据わらない新生児の場合は、横向きに抱えることが出来るようです。「抱っこ紐は自分に合うのをじっくり探した方がいいよ」と先輩ママからアドバイスいただいているので、もし他に合うものが見つかれば購入したいと思います。最初は何がいいか分からないですから、いただきものを使わせていただきます。 ■お腹の中で動き過ぎ ここ2日、チビちゃんがお腹の中で仕事中も自宅でもとてもよく動くので、おかーちゃんちょっとその振動で酔ってます…。元気なのはいいことなんですけどね。 さて、明日は病院で超音波検診です。久々にエコーでみるチビちゃんはどんな感じでしょうか。楽しみです。

出産激励会

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出産予定日まであと3週間を切り、出産前の週末も残り少なくなってきました。そんな今週末土曜日、昼間から私の出産激励会という名のホームパーティーを女性駐在員仲間が開いてくれることになり、同じアパートに住む くすのきさん 宅にお邪魔してきました。 椅子が足りないからenoyukiちゃんの部屋の椅子、持ってきてくれる?と言われて自宅で待機しており、椅子を取りにきてくれた子たちとくすのきさん宅へお邪魔すると、なんと! (写真はくすのきさん撮影のものを拝借) こんなに素敵なオムツケーキが!なんと、私が来る1時間前からみんなでこっそり先に集まって作ってくれてたんですって。すすすすごい女子力!感激です。素敵!そんなことがあるとは露知らず、カメラも持たずにお邪魔したことを激しく後悔…。オムツはいくつあってもありがたいもの。産まれる前は大切に飾らせていただき、産まれた後はしっかりちびちゃんのおむつとして使わせていただきます! そして、仕事で忙しい皆に栄養を付けてほしいということで、くすのきさんの野菜たっぷりの手料理が運ばれてきました。 綺麗な生花とインテリアに囲まれた女子部屋です。くすのきさん、マジで女の私も嫁に欲しいと思います。そこに色とりどりの美味しそうなお料理も運ばれてきて、パーティスタート。駐在女性たちはみんな既婚・新婚・独身バラバラで業種も異なるのですが、同じ嗜好といいますか、一緒にいても気の置けない仲間という感じでとても楽しく居心地がいいのです。 喋る、笑う、飲む、食べるをずーーーっと繰り返して、あっという間に夕方に。その間くすのきさんは飲み物と食べ物を常にさりげなく補充してくれます。この家、何でもあるんじゃないかと思う程どんどん出てきます。 結局最後お開きになったのは夜の9時(!)。パワフルな女性6人集まるとこうも時間が過ぎるのが早いものか…。 まさか香港で妊娠するとも思いませんでしたが、こんなに楽しい女性駐在仲間が出来るとも思わなかったです。そしてお祝いをしてもらえるとも。みなさん、本当にどうもありがとう!ちびちゃんも綺麗なお姉様方にお祝いしてもらって、とても喜んでいると思います。このお礼はしっかり何かしらの形でお返ししますので!!

正期産に突入します

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ここ数日、夜にこの曲を聴きながらブログを書いています。子どもを持つと、今まで聴いていた曲も違う心持ちで聴けるので不思議です。 昨日10月31日からぐっと秋っぽくなった香港の気候。朝晩は肌寒いくらいです。 さて、今日もFHSにて検診がありました。いつも通り受付を済ませ、体重・血圧測定、尿検査を済ませます。今日は、前回の検診で助産師さんに言われたように、ドクターからの診察があるとのことです。 一度、助産師さんに呼ばれて診察室へ。体重や血圧は問題ありませんとのこと。そして、今日はドクターがGroup B Streptococcus infectionのチェックをする、とのことです。なんぞそれ?と、またわからぬ医療用語が出てきたので、携帯で調べてみました。日本語ではB群溶血性レンサ球菌の検査のことだそうです。その菌も何ぞ?と思いますが、 ここ に説明が記載されています。つまり、誰の体内にもいる菌なのですが、お母さんの産道内にいる場合、あかちゃんが産道を通るときに感染する可能性があるため、チェックするのだそうです。妊娠中というのは、色々な検査があるものですね…。 ドクターの診察中、いつも通り触診で赤ちゃんの大きさを計ってもらい、心音検査もしました。ドクター曰く、「Your baby is quite small」とのこと。なので、次はFHSではなくちゃんと病院で超音波検診を受けてくださいと言われました。 なんとなく、自分のお腹が小さい事は分かっていました。私のお腹の1.5倍はありそうな妊婦さんが多いからです。そうかー、やはりウチのちびちゃんは小さいんですね。自分的には結構大きくなったと感じていましたが。そんなわけで、来週月曜日午前中に、久々にQEHの産婦人科で診察です。予約はナースが入れてくれました。 なお、調べてみたら低体重児というのは、2,500g未満で産まれた赤ちゃんのことを指すようです。ちびちゃんは今どのくらいの重さになってるんでしょうか…。自分の体重が+8kgなので、すっかり正常な大きさなのだとばかり思っていました。この体重、もしや脂肪? ともあれ、ちゃんと元気にお腹の中で動いてくれているのが救いです。明日から、37週目に突入するため、正期産になるようです。つまり、もういつ産まれてもいい時期なのだと。なるべく早めに産まれてほしいけ

ナニーさんルール決め

ほとんどの日本の新米お母さんはやらないであろうタスク。でも、香港で出産後すぐに仕事に復帰する働くかーちゃんとしてはやらなければならないこと。それがナニーさんを雇い、ルールを決めることです。 以前ブログに書いた 通り、雇用するナニーさんは決定済み。順調にビザが取得できれば12月から我が家へお手伝いに来てくれます。ただ、出産も初めてであればベビーシッターとしてナニーさんを雇うことも初めてなわけで、どうしようか思案中です。 香港ママの便利帳 を見ていると、ナニーさん雇用の注意点が書かれています。正直雇ってみなければわからないこともありますが、大事なポイントとしては、あくまで雇用主と被雇用者としての立場と線引きをしっかりすることのようです。 エージェントやナニー本人の話を聞いていると、中国人雇用主は相当ナニーに対してシビアな扱いの人もいるようです。それって人権侵害?と思うような話も…。一方、香港人はこのあたりしっかり雇用主として甘やかさず、且つしっかり家をサポートしてもらえるようにマネジメントしているようです。欧米人や日本人は、どうやらナニーさんに対して甘いところがあるようですね。つい母国を離れて外国で女性一人働く彼女たちに同情してしまうのでしょう。 勤務日がスタートしたら、様子を見ながら働いてもらえばいいや〜適当に思わず、働く前からある程度規則(ルール)を決めて雇い主としての主導権を握っておかなければなりません。というわけで、今日はルールと業務内容を考えていました。今月会社の雇用契約書と就業規則を変更したばかりなので、イメージしやすかったです。 まず絶対守ってもらいたい基本ルールを決めました。  1. 赤ちゃんから目を離さないこと。  2. 決められた仕事は必ずやること。  3. 時間を守ること。(働く母には結構大事) この3つです。 あと、家事に関する仕事の内容もある程度決めました。洗濯・掃除・食器洗い・買い出しがメイン業務になりますが、どこまでナニーさんに依頼して、何を自分でやるかを決めました。たとえば、赤ちゃんの洗濯物と自分の洗濯物を分けておき、赤ちゃんのものはナニーに洗濯をお願いし、自分の洗濯物は自分で洗濯する、というような線引きです。 あと、買い物をお願いするのに小口現金を渡すので、現金の管理も必要です。また、昼間はナニ

検診2発+ペットストリート発見

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今日は、FHSと公立病院の両方で検診があったため、休みを取りました。 11amからは、FHSでいつもの検診。今回からはもう9ヶ月を過ぎたので二週間毎になっています。いつも通り受付をして、体重と血圧測定・検尿。Mid-wife(助産婦)による胎児のサイズ測定、心音検査をすませます。そのあと、診察室へ呼ばれて別の助産婦さんからの診察。 全ては順調のようです。体重の部分を見て「食欲はありますか?」と聞かれ、あると答えると、一日に何度食事をとっているか聞かれました。朝・昼・軽い夕食をとっていると伝えると、もっと体重を増やした方がいいのと、血糖値を安定させるためにも一日5回に分けて食事をしたほうがいいと言われました。いや…もう妊娠前比+8kgだし良くない?と思っているのですが…。まあ、努力します。 今日のFHSでの診察は一時間で終了!早い! そのままタクシーでQEH(クイーンエリザベス公立病院)へ。今回は34-36週目のうちに血液検査をする必要があったようで、久々にQEHにて採血。これも10分で終了。2つの検診が12時過ぎに終了してしまいました。 午後から仕事にいこうかと思いましたが、まあ今日はゆっくりしようと思い、運動もかねてそのまま旺角方面へ散歩。すると、太子エリアでペットストリートを発見しました。 30m程度の短い通りに、亀・金魚・犬のペット屋さんが並んでいます。どういう並びなのかは分かりません。 亀。50cm程度の大きな亀から、5cmくらいの可愛い亀まで色々な種類がいました。 その先には金魚・熱帯魚屋さん。 さらにその先にいくと、獣っぽい匂いが。子犬ペット屋さんです。 モップみたいな後ろ姿のチャウチャウ子犬2匹。 一番かわいかったのがこの子。柴犬? これ以上見ていたら連れて帰りたくなってしまうので早々に離れました…。こんな狭いところに閉じ込められるの、嫌だろうな…。ウチに連れて帰ってあげようかな…。いや、いかんいかん。 それにしても、生の子犬を見たのが久しぶりだったので、とっても癒されました。赤ちゃんがいなかったらマジで飼うのを考えたかもしれません。

『家庭経営』を考える

もうすぐ臨月というところで、妊婦の辛さがわかってきました。腰痛・股関節痛・子宮の張りが毎日です。動くのが億劫になりますが、ある程度動いた方が安産のためと思い、通勤帰宅はタクシーではなく電車を使っています。これがあと一ヶ月続くのかと思うとしんどいな…(というかもっとお腹大きくなって辛いのか?)。 さて、仕事の引き継ぎも考えつつ、子供が生まれた後のお金のやりくりや、ナニーや両親を含めたヘルパーさんたちの活用を考えていて、ふと「これってキャッシュフロー考えたり、人材マネジメント考えるのに似てるなぁ・・・」と思っていて、以前読んだブログ記事を思い出しました。 以前の職場で上司が知り合いだったmichikaifuさんのブログ『 Tech Mom from Silicon Valley 』の記事。 主婦が欲しいのは、「メイド」じゃなくて「執事」(または「秘書」) 父の日雑感 - マネージメントとしてのお父さん、お母さん なるほど!!という目から鱗の感覚がありました。 これはぜひ日本のお母さんだけではなく、日本のお父さんも読みましょう(笑) たとえば、最近日本で話題になった『イジメ』という単語も、『恐喝』『殺人未遂』などの言葉にしたほうがいいというような議論がありましたが、それと同じで『家事』『育児』という言葉も『家庭経営』にすべきだというご指摘。『家事・育児』だとお母さんの家庭的役目というほわんとしたイメージになりますが、『家庭経営』となると父母両方で協力して家庭を運営していくビシッとしたイメージになるから面白いです。 ビジネスの場合は最終的な目的は『利益』ですが、家庭経営の場合だと『家族の幸せ(ある程度お金があり家族がちゃんと食べていけて楽しく健康に過ごすこと)』になるのかな。 ベビーシッターとしてナニーを雇ったりすると、経営感覚を実感できます。だって、お給料は自分で支払うんですもの。お給料分ちゃんと働いてもらったのか、業務日報を書いてもらわないといけないし、小口現金を渡して買い物をしてもらわなければいけないから現金の管理も必要。 そういう意味では、ある程度社会人経験もあり、小さな会社で部下を持ちながら仕事してきた今の年齢で妊娠してよかったかも?と思います。基本大雑把でどんぶり勘定なマネー感覚の私ですが、誰かを採用したり、

香港のベビー用品ネット通販サイト

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久々にご飯とお味噌汁の食事。 来週からはいよいよ臨月。もう体重は増えなくてもいい頃らしいので、そろそろ体重制限をしなければなりません。といいつつご飯2杯食べてしまいました。 今日は出産後のイメージシュミレーションのために色々と調べていました。予定日まであと一ヶ月以上あるのですが、予定より20日早く産まれる赤ちゃんもいると聞いて、ちょっと焦りました。ウチは何も準備できていない、と。(だいたい出産予定日の一週間前後で産まれるものと思っていた) 赤ちゃんがウチにやってきたときにどう世話をするか?という赤ちゃんのための住まいのイメージトレーニング 。 授乳をどこでするか?おむつ替えはどこで?赤ちゃんはどこで寝かせるか?赤ちゃんグッズはどこにおくか?などを考えていました。うちは畳を2畳分敷いているので、そこが主に赤ちゃんお世話スペースとなりそうです。授乳するのに座椅子が欲しいな、と思っていますが香港で手に入るのかな。 あと、ベビーカーなどの大物もこれから部屋にやってくるので極力スペースを確保しておかなければなりません。ちなみにベビーベッドは買わないつもりです。寝るのは畳に布団を敷いて寝るか、私のダブルベッドで「リ」の時になって寝るつもりで、旦那さんが滞在するときに「川」の字で寝ようかと。狭ければ旦那さんは別の寝室で寝てもらうつもりです。狭いと赤ちゃん潰しちゃうので。 あと、日本にいたら楽天やamazonで色々赤ちゃんグッズが買えて楽だと思っていましたが、香港にも赤ちゃん通販サイトがありました。 Baby Central ShopinHK BabyOnline 欧米人向けのサイトなのか、オシャレで可愛いベビー用品がたくさんあります。見ているだけで癒される…。しかもHK$200以上で香港内送料無料などのサービスもあるのでまとめ買い向きのようです。これは便利そう。働くお母さんの強い味方になってくれるといいなと思います。 --- 【追記】 日本のオムツなどが売っているこんなローカル通販サイトも発見。 BNM 消耗品をネット購入できるのは便利そうです。

ベビーシッター契約完了

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自炊生活。ナスとベーコンのトマトパスタ。トマトパスタ無性に食べたくなるときがあります。 さて、かねてから決めかねていたナニーが決まり、本日契約してきました。 初めてナニーエージェントに行ったときのブログはこちら 。 12月頭から採用したいと思っているナニー(ベビーシッター)がしばらく決まらなかったのですが、先日エージェントから電話があり、「日本人家族のところで働いた経験のあるナニーがいるけど、面接しますか?」との連絡を受けました。電話を受けた当日の夜、仕事帰りにエージェントオフィスに寄り、早速面接。フィリピン人、36歳、2人の男の子の母、新生児のケア経験もあり。日本人家族のところで働いた事があるとはいえ、日本語は挨拶程度でほぼ喋れません。英語はもちろん出来るので、問題なし。雰囲気も受け答えも悪くないし、時間もないので即決しました。 ナニーのVISAや契約次第で雇うときの条件が違うようですが、私のケースを書いておきます。 ■ナニーのVISAについて 香港で働くナニー(主にフィリピン人)は、Domestic helper from abroadのVISAを取得しなければ働けません。これは当然ナニー専用のVISA。私と契約する方は、このVISAが10月中旬で切れてしまうので、更新しなければなりませんでした。更新するためには、一度彼女は香港外に出国し、VISAが出るまで待機します。このとき、母国フィリピンに帰るもよし、マカオや中国など近場の国境を越えたところで待機してもOKです。 VISA発行までは6〜8週間かかるそうです。なので、早速申請を進めてもらえば12月頭〜中旬にはVISAがおりて彼女はウチへ働きにきてくれることができます。 VISAは継続して雇用契約だけを帰る場合は、こんなに時間をかけずにすぐに採用する事が出来ると思います。 ■初期費用について これはエージェントによるのかもしれませんが、私の場合はHK$4500でした。 内訳としては、 HK$3500…契約費、VISA fee、フィリピン政府への申請費、出国渡航費、健康診断費、HK ID申請費など HK$1000…Insurance となっています。 ■契約時に必要な書類 雇用主の香港ID 住所証明(電気代請求書など) 上記初期費用(私の場合