シンガポール旅行2日目・後編
しっかりお昼寝した後は、早めの夕食をとりにチャイナタウン近くにあるMaxwell Marketへ。ここのホーカーズにあるチキンライス屋が美味しいらしく、早速オーダー。看板メニューをみると、Chicken rice - whole / halfとあります。二人だったらhalfでいいよというおばちゃんの指示通りハーフを注文。二人でハーフだと物足りないのでは?と、私はもう一品行列が出来ていた海南カレー屋にてポークカツカレーを注文してきました。ですがこれが間違いで、ハーフチキンライスはものすごい量だったのです。しかもライスはしっかり二人前。
食いしん坊の我々夫婦でたまにしてしまう人数オーバー注文。二人なのに三人前は余裕にある量。でもしっかり歩いて昼寝した二人は夢中で食しました。
ここのチキンライスは、ちゅるんとした皮と身でとってもジューシー。人気なのもよくわかります。鶏ダシで炊いてあるライスもとっても美味しい。これが本場のチキンライスなんですね。日本では食べられません。
大変満腹になったところで、腹ごなしにチャイナタウンを散歩した後は、夕暮れになってきたのでそのままマリーナ・ベイへ移動。シンガポールに来たからにはマーライオンさんを一目拝まなければいけません。(ちなみにタクシードライバーに「マーライオン」と言っても通じず「マラィオン」と訂正されました)
いざマーライオンにご対面をしようと歩き回ってみたところ、やっとマーライオンを発見しました!
が、残念なことに修理中。チーン。
なぜ観光の象徴であるマーライオンが修理中でこんな味気ないグリーンの網に覆われているのか…。がっくりし過ぎて笑ってしまいました。
夜にもう一度オーチャードロード(西側)に行ってショッピングをしてホテルへ戻り、ホテルに併設されているバーで一杯飲み、この日は終了。
だいぶシンガポールの地理が把握できてきました。そして、似た国である香港との違いも実感しています。
香港はもう中国なのだと改めて実感しました。私は中国返還前の香港を知りませんが、中国に返還される前は西欧と中華の人種や文化が混じり合った、とてもエキゾチックで刺激的な街だったのが香港だったようです。ですが、今は中国資本・中国人が圧倒的に増え、英語も通じない香港人が増え、確実に中国に同和化されてきています。
比べてシンガポールは言葉通り多国籍国家。インド系・マレー系・イスラム系・中華系が居住コミュニティを形成し、それぞれの民族がバランスよく居住しているのがよくわかります。そして共通語として英語という道具を非常に巧く使い、その英語が観光客にも馴染みやすい条件であることも大きいと思います。シンガポールにも華僑や中国人観光客が多いのですが、一つの国として正式に独立していることを実感します。
そして、国民的なファッションセンスは香港との違いをあまり感じませんが、街が綺麗で清潔なせいかシンガポール人のほうが洗練されている気がします。人口も多いのにゴミゴミ密集している感じがしません。
レジデンスも、香港の場合は50階建てはあたりまえですが、シンガポールの場合はそれほど高くないので街に圧迫感がありません。道は(人工的に)植えられた木々がほどよい日陰を作り、ジョギングをしている人たちも気持ち良さそうです。
トータル的には住み易さという点ではシンガポールの法が上かな。でも街が本当に小さいので、一年住むと飽きそうです(笑) 橋で繋がるマレーシアやすぐ南のインドネシアには行きやすいので、足を伸ばせばすぐに海外旅行が出来てしまうので、シンガポール以外も楽しめそうです。
コメント
コメントを投稿