シンガポール旅行3日目
昨日7月1日は香港の中国返還15周年記念日でした。香港では大々的な花火が5万発打ち上げられ、多いに盛り上がっていたようですが、反中デモも盛り上がっていたようで、10万人規模の大きなデモとなっていたようです。(日本でも反原発デモがあったようですね) 新しい香港行政長官である梁氏の就任式もあったようで、就任のスピーチはなんと全て普通話(北京語)で行われたようで、親中派梁氏の中国政府への最大のパフォーマンスだったようです。そりゃデモも起きます。そんな日にシンガポールという第三の国で香港のことを客観的に振り返っていたのはなんとも不思議な感じがします。
さて、今回のシンガポール旅行の天気はすこぶる良く、少しスコールがある程度でした。今の時期、暑さは香港とあまり大差ありませんが、湿度がだいぶ低いので夕方雨が降ると随分涼しくなります。
3日目の朝は、アラブ・マレー地区からスタート。この地区にはモスクがあり、そのモスクへ通じる道にはお土産屋やレストランが連なり、日本でいう参道のようになっています。とにかく朝からかなり暑いこの日、モスクを観たあとはミルクティーで有名なカフェで一息つきました。貫禄ある白髭のおじいちゃんが見事なカップさばきで入れてくれるミルクティーは、この暑いのにホットです…。ですが、甘いミルクティーは暑さで疲れた体を癒してくれました。リトルインディア同様、このアラブ・マレー地区は独自の雰囲気と文化が息づいており、やはりとてもエキゾチックです。
そのまま少し歩いてショッピングモールやアーケードを覗いてから、キーへ移動してランチ。シャレた川沿いのレストランで大盛りのチキンプレートを平らげた後は、また用事があるという旦那さんと分かれて私はホテルへ戻り一休憩。
夕方5時近くになると日中の強い日差しが消え、どこかでスコールがあったのか涼しい風が吹いていました。最終日最後の食事をどうするか迷いましたが、もうホーカーズはたくさん食べたので、なぜかインド料理ということになりました。早速リトルインディアへ。
Core theater st.という道沿いには、観光客にも入りやすいインド料理レストランが連なっています。初心者にはどれも同じに見えますが、観光客ばかりではなく多少インド人がいるほうが本場っぽいんじゃないかと推察し、2、3組のインド人が入店していたレストランを選んで入ってみました。
よく日本のインド料理レストランで食べるようなカレー+ナンの組み合わせで食べたかったのですが、どうやらそのようなチキンカレー中辛+ナン+ラッシーセットはないようです(当たり前か)。シンガポールのインド料理で有名なフィッシュヘッドカレーと、マトン肉のスパイス和えとナンをオーダー。
このマトン肉、大変美味しいのですが辛い。辛いものが好きな私でも結構な辛さを感じます。ビールに合いそうです。フィッシュヘッドカレーは大きな鍋で登場。一応オーダーのときに「二人で食べられますか?」と尋ねたのですが、どう見ても4人分はある量。またやってしまいました。
このフィッシュカレー、辛さはほどほどですが少し酸味があります。スープのごとくサラサラなのでライスも追加し、バナナの皮にライスを乗せてその上にカレーをかけていただきます。
スパイスを体内に入れると毛穴から汗が噴き出す旦那さんは、一口二口食べては汗をふき、また食べては汗をふき。超スローペースで食べています。最後の方はジョギングをし終わったかのような汗の量で、疲労感と満腹感でいっぱいだったようです。
結局食べきれず、満腹になってお店を出ました。だいぶ本格的なインド料理だったので、少しお腹が心配です…。
三日間、実質丸二日間シンガポールを遊び尽くしました。今回はエキゾチック文化とシンガポール料理を堪能する旅として、リゾートも歴史散策もなく楽しみました。二人とも面白かったのはアラブ地区とリトルインディアです。シンガポールにいながらさらに異国文化が体験できるので面白い。しかも観光地でありつつも、ちゃんとその土地の人々が生活しているコミュニティなので、日常が垣間見えるのも興味深かった。
シンガポールに行く前は、金融都市としてのイメージしかなく、観光と言えばマーライオンとマリーナ・ベイしか思いつかないので正直あまり期待していなかったのですが、大変面白かったです。今回はセントーサ島には行きませんでしたが、リゾート島もあるしマレーシアやインドネシアの島まで足を伸ばすこともできますから、まだまだ楽しめそうです。
ゆかりだよ~。やっとコメントできるようになった。
返信削除シンガポール楽しそう!!
私前回出張だったから、30分しか自由時間なかったんだ。
セントーサの中のユニバーサルスタジオのアトラクション作った会社で働いてたんだよ~。中国に居たときね。
シンガポール、すごく楽しかったよ!日本からSGにいくとあまり感じないサービスの良さを感じたよ。香港からいくととっても新鮮!中国知ってるゆかりちゃんなら尚更じゃないかな。飛行機で3時間半だし、ぜひ旦那さんと行ってみてね。
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